大嶋啓介さんはやはり周囲を熱くする男だった

ミラタビ(未来を創る旅社)で、「地図を捨てたオトナ達」というテーマで面白いオトナ達をゲストに迎え対談収録を行っている。

先日は、伝説の居酒屋、居酒屋てっぺんを立ち上げ、現在では高校野球のメンタルトレーナーとしても活躍している大嶋啓介氏を地球探検隊の中村隊長がファシリテーター役として対談を収録させていただいた。

渋谷駅から15分以上離れた繁華街の外れにある「居酒屋てっぺん」。
何度もスタッフと一緒に勉強の為に行ったり、話題の朝礼にも参加したことがある。

毎回行くと思うのは、スタッフの方々がいつもキラキラ輝いていて、いつも混んでいる。
てっぺんのスタッフの方に「何でここで働いているの?」とよく聞くと、明確な回答が返ってきて、エネルギーを感じるので、大好きな居酒屋。

大嶋啓介さんは「てっぺん」を作る時、「競合のお店が見学にくるようなお店」というぶっ飛んだ目標にされたという。
事実、競合どろこか職種を超えて沢山の業界からベンチマーク研修を兼ねて来ている。
さらに、ディズニーランドのように修学旅行のコースにしたいと考えたら、実際にコースに組み込まれることになった。

てっぺんに行くと気づかされることが沢山あるのだが、例えば仕入れ先の選定にも沢山のストーリーを感じる。
前に行った時には、北海道にある広大な敷地で無肥料・無農薬で野菜を育てている「佐々木ファーム」の野菜を使っていた。

佐々木ファームにもお邪魔したことがあるが、「ありがとう農法」といい、肥料や農薬の代わりに「ありがとう」と土壌や作物に語り掛け、立派で生命力がありとても美味しい野菜を育てている。

この佐々木ファームのストーリーに感動し、ファンになったのは北海道発祥のスープカレー屋さん「奥芝商店」のオーナーさん。
佐々木ファームが経営が苦しい中で無肥料・無農薬を成功させた話を聞き、「言い値で買う」と男気を見せたエピソードもある。

食材だけでなく、スタッフの方々のストーリーもいっぱいあったり、とにかくストーリーがぎっしり詰まっているのが「居酒屋てっぺん」だと思う。

そんなスゴイお店を作った大嶋啓介さん、何度か講演にはお邪魔したことがあるが、面と向かって話すのは初めて。
とても気さくな方で、やはり熱い男だった。

収録2時間ほど、そのあと会食で1時間半くらい、心が躍るというか熱くなりっぱなしだった。
大嶋啓介さんの素直さ、童心のような瞳、何と言っても熱い生きざまに惚れたといってもいい。
ぜひ、公開されたら見てほしい。

ミラタビ
https://miratabi.net/

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