小中学生向けのプログラミング教室、コードアドベンチャー四つ木校が4月から開校します。
子供たちに大人気で世界で一番売れているマインクラフトを使ったプログラミングカリキュラムです。
いかに子供たちに飽きさせず、続けてもらうかをとても緻密に計算されたカリキュラム。
人気ユーチューバーのいぬたぬき氏が動画で授業し、生徒がつまずいた時に講師がコーチングし、サポートする教室です。(子供たちはYoutubeなど動画から情報を得ることが習慣化されています)
ウェブ3.0時代となり、生成AIの急速な発展に伴い、プログラミングは今後とても大切なスキルになります。
将来プログラマーにならないとしても、プログラミング的思考=論理的思考を身に着けていくにはプログラミングがとても有効と日本も位置づけて必修化に踏み切っています。
2019年からGIGAスクール構想が始まり、全生徒にタブレットを配布しプログラミングの授業が小中高校にて既に開始され、そして大学入試では2025年から導入されることが決まっています。
先進国の中ではかなり遅い必修化で、日本は失われた30年で景気も停滞したままです。
また、労働生産性もOECD各国の平均よりも低く、非効率的な働き方と言われています。
2030年にはエンジニアが80万人も不足すると試算が発表されています。
日本はこの他、世界で一番最初に超少子高齢化問題に突入し、すでに海外へ高賃金を求めて出稼ぎする時代になりました。
この他様々な問題がこの先起きるものと予測されます。
1995年Windows95が発売され、世界でIT革命が起こり、日本はとても高い技術力を持ちながら、今世界を見回すとGAFAMと言われる、アメリカの会社にインターネットの業界は席巻されています。
そして、2023年生成AIが急速に発達し、AI革命元年と言っていいほどの大きな流れが起きています。
日本は多くの問題を抱えてはいますが、革命は一つのチャンス。
IT革命では波に乗れなかったが、このAI革命は世界の国の地位を決定づけるものだと思います。
先日、葛飾区議の方とGIGAスクール構想を請け負っている企業の方と話をしてきましたが、私の率直な感想は「国に任せていたら日本は没落する」という危機感を持ちました。
国の方針は自治体に降りてきますが、自治体も少子高齢化、自治体所有の不動産の改修時期を始め、物凄い問題を抱えており予算の使い道も議会で紛糾だらけ。
ゆえに子供たちのプログラミング教育のプライオリティがあまり高くないのと、現場の学校・先生方にも余裕がない状態。
しかし、文科省主導の教育カリキュラムは進行し、このままでは日本式学校教育の最大の癌である「点を取るための授業」となってしまうと思います。
何十年も英語教育が大切だと、中高と6年間も私たちは学んできましたが、ほとんどの人が英会話はろくにできません。
これと同じことがまた起きようとしていると強く危機感を感じています。
この10年は急速に時代が動くと思いますので、その間に子供たちにプログラミング的思考=論理的思考を身に着けてもらい、生産性の高い仕事ができる人を目指し、世界に負けない国にしてもらいたいです。